11月29日「グローバル気候マーチ」
私たちが参加したのは、今回もザールブリュッケンという街での「グローバル気候マーチ」。フランスとの国境にほど近い街です。
本当はフランスのストラスブールで参加しようと考えていたのですが、、そこでのデモの目的が、近隣にある工場に訴える、マクロン辞めさせるなどなどで、少し私たちの目的と違うのでいつも通りドイツで参加させていただきました。(あちゃーフランス..)
今まで私たちは2回、ドイツのザールブリュッケンでグローバル気候マーチに参加しました。その様子は過去2記事をご覧ください。
mayonakanoonara.hatenablog.com
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人数が。。
#Klimastreik in #Saarbrücken: 3500 Menschen fordern Neustart. #FridaysForFuture #Fridays4Future #ClimateStrike @fffsaarland pic.twitter.com/WNaVYVFpb8
— SR aktuell (@SRaktuell) November 29, 2019
今回デモに参加した人数は3500人。残念ながら前回に比べ減ってしまいました。それでも3500人!団結すれば大きなパワーを生み出すことができます。
個人的に思う人数減少の原因は、天気と気温です。その日はデモの前までずっと雨が降っていて、気温も5度前後と冷え込んでいました。デモの街にあるクリスマスマーケットもガラガラだったので、みんな家にこもっていた模様です。とにかく寒かった。。
やはり暖かい夏の方が、外でデモをするには人が集まる模様です。
安定している大人
デモの人数的に見て、大人の割合が増したように感じました。前回のデモから大人が増えている感じはしていたのですが、今回は特に大人が目立っていました。Fridays for futureは学生の団体ですが、Parents for futureという大人の団体もあって、お互いが協力してデモを仕切っているのが印象的でした。
ドイツでは前回選挙で緑の党が2番目だったということもあって、投票権のある大人の環境への意識が高まっているのをデモにおいても実感することができます。いろんな団体の大人達も、このグローバル気候マーチに参加していました。
訴えることはいつも一緒
私たちが求めていることは、グレタがデモを始めたときから何ら変わっていません。
「私たちはここにいます。私たちはうるさいです。なぜならあなたたちが、私たちの未来を盗んでいるから」
世代を超えた3500人が同じ志をもって、個々に集まり声を上げました。この言葉が、いろんな人達の心に届いていったのでしょう。
平和的なデモ
いつもそうなのですが、グローバル気候マーチはとても平和的。ものを破壊したり、人を攻撃したりはしません。ただ、声を上げ街の中心を歩きます。
警察もいるのですが、交通整備をするだけ。声を荒げたりしている様子は今まで見たことありません。デモ隊と一緒に会話している姿さえ目にすることがあります。
Meditation for future
今回のデモで新たに見つけたのがこのMeditation for future。デモ隊が歩く横で協会の隣にじっと座り、座っていました。声を荒げることもなく、寒さの中ただ集団で座る。座るだけというのも結構インパクトがあって、いろんな人の注目の的になっていました。個人的にも、結構好き。
世界が変わるために私たちは行動する
グローバル気候マーチで出会う人々は、何かしらの目的意識を持って来ている人ばかり。行動すべき要因に駆り立てられて、街を歩いたり、座ったり、声を上げたりしています。
人それぞれ訴えるために自分の得意な手段、好きな方法でアピールしていいのです。これからのグローバル気候マーチも誰でも自由に参加できるイベントとして、もっと広がっていって欲しいと思います。
僕が大学のSDGSの授業で見た映像で、歴史的に環境のことを知るためにオススメです↓