フランス人女性の毛事情。「腕毛を処理するって何?」その実態に迫る。
今回はアンダーヘアや脇毛、すね毛、腕毛などについて、日本とはちょっと異なるフランスの毛事情を、毛を処理する方法を全てやってみたフランス人がお届けします。
フランス人女性が毛を処理する理由とは?
フランス人女性のほとんどは、毛を処理しています。フランス人女性が毛を処理しないといけないと思う一番の理由は、「毛がない方が女性的に見える」からです。
その他にも理由はさまざまあり、毛は汚いや、毛が臭い、毛がない方が肌触りが良い、気持ちいい、綺麗、自身がある、彼氏の好みなどが挙げられます。
また多くの男性は毛を処理していない女性と、付き合いたくありません。だいたいの女性は、彼氏や旦那の好みの通りに毛を処理しています。
フランス人の毛を処理する理由には、様々な”わけ”が折り重なっているようです。
体のどこの毛を無くすのか
ほとんどのフランス人女性は、体の3ヶ所の毛を処理しています。すね毛と腋毛、アンダーヘアです。
フランス人女性の96%は、どこかしらの毛を処理しています。
フランス人女性が、何の毛をどのくらいの割合で処理しているのかは以下の通りです。
- わき毛 :87%
- すね毛 :81%
- アンダーヘア:76%
- おなか :28%
- 顔 :39%
- 足指 :46%
- 腕毛 :ほぼ0%
これらの毛を処理している%は、若い人の方が高くなっています。ここでは、アンダーヘアを剃っている人の割合は76%となっていますが、後ほど出てきますが、15₋25歳女性に限ると92%がアンダーヘアを処理しています。年齢によって差があることがわかりますね。
また、普段毛を処理しているフランス人女性の4人に1人は、冬に毛を処理するのをやめる箇所があります。体を見せないときには、毛を処理する必要がないという考え方の人が多いためです。しかし、例外として、彼氏や旦那のために毛を処理する女性も多くいます。
余談ですが、多くのフランス人は腕毛を処理することを考えたこともないので、腕毛を処理する人がいると聞いたら、少しショックを受けるかもしれません。(私は日本で受けました)
どうやって無くすのか
フランス人女性は、それらの毛をどうやって毛を処理しているのでしょうか。
まず、毛を剃る人。毛を剃る人はフランスに多くいます。一番安く、早くて、痛くなく身近な方法です。ただめんどくさいところは、すぐ毛が戻り、強くなること。そのことがいやな人は、その他の方法を選んでいます。
近年、剃るのを選ぶフランス人女性は減ってきているといわれています。
その他の方法とは、脱毛です。脱毛は具体的にいうと、毛抜き・電動毛抜き・ワックス脱毛・クリーム脱毛・レーザー脱毛・糸脱毛・光脱毛などが挙げられます。痛みがありますが、剃るのより長い間毛が戻ってこないといわれています。
近年、剃るのを選ぶ人が減るのと相反して、脱毛をする人は増えてきているそうです。特に若者に、ワックスを使う人が多いようです。
剃るか脱毛かの選択だけでなく、毛を処理する部分によって選び分けている人も多くいます。
アンダーヘア事情
フランス女性の4人に3人がアンダーヘアを処理することは、先ほども示したとおりです。ちなみに、剃る人と脱毛するフランス人はだいたい半分半分で、68%のフランス人女性は自分で処理し、21%はエステティシャンで処理しています。
形は人様々ですが、年齢によって流行があるようです。
この他にも様々なアンダーヘアの形があります。その形には特にパートナーの好みが影響しているようです。
アンダーヘアの処理は、服の流行りと繋がっているようです。15₋25歳女性、92%がアンダーヘアを処理しているといわれています。それは、最近の流行っているパンツのような短い半ズボンと関係あるかもしれません。昔、流行したような長いスカートや、長ズボンより毛が隠れるためアンダーヘアを気にしていなかったそうです。
図のように若い人のほうがアンダーヘアを無くす範囲が広いようです。特にフランス人女性は夏に、海や服のためこのようにアンダーヘアを処理しています。
フランス人女性の毛事情
フランス人女性の毛事情について、様々な調査結果をもとにまとめました。フランスでも年代、年齢ごとに毛については異なりがありますが、現代のフランスは以上のようになっているようです。
mayonakanoonara.hatenablog.com
参考
・https://www.lsa-conso.fr/epilation-la-france-championne-d-europe,33245
・https://www.portaildelamode.com/epilation-poils/