日本で当たり前に禁止の女性のトップレスは、フランスで合法?
日本では当たり前に禁止の女性のトップレス。トップレスになった際には公然わいせつ罪等で捕まるかも知れません。つまり、日本のビーチでトップレスの女性を見ることなんてあり得ないことです。
しかし、フランスではビーチでの女性のトップレスは法的に問題ありません。ビーチで女性がトップレスをしていても、捕まることはないのです。
ビーチでトップレスの女性は本当に存在するのか?
ある新聞の調査*1では、50才以下のフランス人女性、5000人に聞いたところ、19%がビーチでトップレスをすると回答しています。つまり、トップレスの女性がビーチにいるのは確かです。
実際に、私たちがビーチに行ったときにもトップレスの女性はたくさんいました。家族できている人や、子ども達がたくさんいても、どこのビーチでもトップレスが容認されているはずです。
ちなみに3年前は29%の人がビーチでトップレスをすると回答しています。つまり、3年間で10%減少しています。さらにさかのぼって、1984年は43%の女性がトップレスをしてました。
女性がトップレスをする理由・しない理由
なぜ、フランスでは女性がトップレスをするのでしょう。様々な理由が挙げられますが、1番多いのは日焼けのためだと言われています。水着の跡が残るのをいやがる女性が多くいるからです。
また、男女平等を求めてトップレスをする女性もいます。男性がトップレスでも問題無いのに、女性がトップレスだと問題になるという不平等に立ち向かうためです。
反対にトップレスをしない女性の理由として一番多いのは、まず第1に皮膚への影響を気にしているからが挙げられます。皮膚癌への影響を懸念しているためです。
2番目の理由としては男性からの目線が気になるという点です。日本でも一般的な意見かと思います。
特徴的なのが25才以下のトップレスをしない人の理由です。ここでは、男性からの目線が気になるというのが最も多い理由となっています。
現在の若者には、男性から襲われるのではと恐怖心を抱く女性も多く居ます。また、自分の体型を否定されるのがいやだ、自分の体型に自信が持てないなどの考え方が広がり、ビーチでのトップレスの女性が減ってきているのが現状です。
また、横になっているときだけトップレスになるや、周りにトップレスの人がいたら自分もするなどといった女性もいます。
今の若者は、男性の目が怖くトップレスをする人が減りました。しかし昔は逆に、男に見られることがプラスだと考える女性も多くいたようです。昔は男に見られることをポジティブに考える女性が多くいましたが、今は見られることをネガティブに感じる女性が多くなったというのが実情です。
また、トップレスをすることは他人を気にしていないよ、というアピールの方法でもあるという考え方をする人もいます。
街でのトップレスについて
多くのフランスの街では、男性は上着を着なくても街を出歩くことができます。一部の街では条例によって禁止されていますが、、。しかし、もちろん女性の街でのトップレスは禁止されています。
もし、街で女性がトップレスで歩いた場合、最大で15000ユーロの罰金+1年の刑期*2が課される可能性があるそうです。日本でいう所の、公然わいせつ罪に当たるものになります。
真夜中のおならは考えた
もはやトップレスが普通になると特に誰も気にすることが無く、当たり前になっていくのではないかなと思います。(普通になるまでの過程にいろいろ問題があると思いますが、)フランスのビーチでも当たり前感が強すぎて、もはや気付かないレベルですし。。。
初めて見たときは気になるけど、それがずっと続いたらいつしか普通になって何も思わなくなる。そんなものなのかなと感じます。だから、したい人はすればいいし、したくない人はしなければいい。ただ、それを国がコントロールする問題でも無いのかなと。。
ただ、インターネットの普及によって、写真を撮られて拡散されることなどの事例に、若者はもっと昔の若者よりおびえて生きているのではないかとも感じました。
男は良くて、女はしてはいけないと。男女不平等の観点からも、考える必要のある事柄だと思います。
フランスにおいて、日本よりもそのような議論がされているのは確かかと思います。参考までに、、
男女不平等の関連の意見はこちらで↓
mayonakanoonara.hatenablog.com