世界のユースセンターを巡る旅人

世界を旅する日本人とフランス人の話。

フランス人に聞くナンパの昔と今

フランスで、ナンパを目にすることは日本よりも多いと感じます。民族性なのか、地域性なのか、文化なのか、いろいろな要因がからまっている気もしますが、、

今回はそんなナンパの昔と今について、実際にフランス人にインタビューしました。

 

 

 

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インタビューしたフランス人

私たちのインタビューしたのは、田舎に住むフランス人。年齢は65歳くらい。彼は、昔から今まで、様々なナンパを経験し、ナンパを通していろんな人達のことを見てきました。

そんな彼に、ナンパを通したフランスの昔と今について伺いました。

 

ナンパの感覚が異なる

彼曰く、今と昔のナンパには大きな異なりがあるそうです。今と昔というのは、今のおじさん世代と、若者ということです。

以下に彼の見解を、Q&A形式でまとめます。

 

Q 昔と今と何が違いますか?

A 昔は女性がナンパすることは珍しく、男性がナンパすることが普通。(今のフランスは男女関係なくナンパします)つまり、女性は男性がナンパするのを待っていた。そして、昔の方がナンパをする際に尊敬があった。

また、昔の方が避妊のためのものが充実していなかったため、エッチに怖さがあった。

 

Q 尊敬とは?

A 昔はナンパにすごくコミュニケーションがあった。相手のことの話をしたり、色々質問をしていた。そして相手をものじゃなくて人として、気持ちのことを考えていた。

 

Q では今は?

A 今の方が、ナンパ→エッチで終わる関係が多い。つまり、昔よりもっと簡単にエッチする人が多いみたいだ。昔はナンパした後も、その相手とつながっていることがあった。体だけの関係じゃなかった。

 

Q ナンパをする場所は?

A 昔は、外に出てバーやダンスホールに行き、そこでナンパすることができた。特にダンスが上手だと、もてやすい。70年代には、仕事もナンパもしやすい環境だった。

今は、インターネットで出会いがある。昔とは大きく変わった。

 

Q ナンパはもう引退しましたか?

A ナンパに年齢は関係ないよ。ただ、お爺さんだと流石に難しくなってくる。

 

Q ナンパのポイントとは?

A 恥ずかしくなかったら誰でも、どの年齢でもできる。相手の様子をきちんと問うことが大事。

 

 

ナンパは尊敬の上にあるもの

ナンパの達人は、聞かれるのが恥ずかしいらしく、多くを語りませんでしたが、今と昔で違うのは尊敬だと何度も繰り返していました。つまり、人はものじゃなくて、感情がある生き物だという感覚が必要なのかも知れません。

相手は人間であるという考え方を、どのように鍛えるのか、今後の人類の課題かもしれないですね。

 

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