世界のユースセンターを巡る旅人

世界を旅する日本人とフランス人の話。

行く前に知っておきたいフランス 挨拶の種類編

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rawpixelによるPixabayからの画像

 

僕が初めてフランスに来て、最初に気になったのは挨拶です。僕は初めて挨拶をするとき、何もわからず少々戸惑ったのを覚えています。言葉アクション 2つが揃って挨拶になります。

日本と一番大きく異なるのは、人と人との距離です。フランスは人と人との距離がとても近いです。つまりアクションの部分で大きな差異があります。以下に、1つ1つ紹介していきます。

 

 

言葉の種類

 

Bonjour (おはようございます。こんにちは。)

丁寧な挨拶です。初めて会った人や、知ってる人だけどあまり会わない人などにはよく使います。若者同士の挨拶では、久々にあった人でも使わない場合があります。お店に入るときや、田舎で歩いていて知らない人に会ったときにも使えます。

(カタカナ発音:ボンジュール)

 

Bonjour monsieur / madame / 相手の名前や地位 

Bonjourのビジネス的な使い方で、より丁寧な言い方です。高級店・レストランなどで使われるかも知れません。

 

・Salut (bonjourのくだけたバージョン)

友達や親しい人との挨拶で使います。若者の場合は、初めて会ったときでも使うことがあります。

もしくは年上や目上の人が先に言った場合は、salut で返しても大丈夫です。

(カタカナ発音:サル)

 

・Enchanté(初めまして)

初めて会ったときに使います。

(カタカナ発音:オンションテ)

 

・ça va(お元気ですか)

ça vaは語尾を上げたのが質問です。そのままca vaと語尾を上げずに返すと、「元気です。」の意味になります。

日本語の鯖と同じような発音です。(カタカナ発音:サバ)

 

言葉での挨拶の基本はこんな感じです。言葉の挨拶は日本とそこまで変わりありません。問題は、アクションの方です。

 

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BessiによるPixabayからの画像

 

アクション

 

・握手

男性同士の場合、ほとんどの人が握手をして挨拶をします。握手をするときには、笑顔で相手の目を見て1回手を上下するといった具合です。女性でもビズが苦手な場合は握手をします。

地域によっては、初めて会った人でもビズをすることがあります。

 

・ビズ

相手のほおと、自分のほおをくっつけてする挨拶です。くっつける際に、口で「チュッ」と音を出します。女性同士、もしくは片方が女性の場合はこのような挨拶をすることが多いです。男性同士でビズをする若い人も少なからずいます。これらのことは、南や北など地域差が生じます。

だいたいの地域では、2回ビズをします。しかし、地域によっては3回、4回、5回というのもあります。下のサイトで、回数の確認もできます。

combiendebises.free.fr

もう一つ地域によって異なるのは、右のほおからビズをするのか、左のほおからビズをするのかです。北のほうでは相手の右のほうから、南のほうでは相手の左のほうから始めるところが多いみたいです。

また、それと同時にハグをする場合もあります。

・チェック

知り合いどうしで決まった、手の動きをします。ほとんどしません。親しい知り合い同士で行います。

 

挨拶はコミュニケーションの始まり。

フランスにはいろんなタイプの挨拶があるので、現地の方にあわせるのが一番だと思います。緊張せず、相手の様子伺いながらすれば大丈夫!1ヶ月もすれば慣れて、何でも無いようになると思います。

 

それでは、良いフランスライフを~!

 

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