我々は常識の中で日々生きている。
歩くことを例に考えよう。
私が踏み出す足の下には地球がある。
当たり前のことではないか。
東京というセメントの上に足を踏み出す。
怖いことなどないだろう。
そこにセメントが待っているのは常識だから。
でも、
地雷地域に行ったとしよう。
危険な動物がいっぱいいる地域に行ったとしよう。
そこで踏み出す一歩には大きな不安や注意が必要とされる。
たかが、踏み出す一歩でも、
同じ地球だとしても、
大きな違いがある。
そして、
自分の中の世界を変えることができる。
我々は常識に汚染され、
当たり前の世界で歩くことしか知らなくなってはいないか。
セメントと言う名の安心は、
良い言葉のように思えて、
地球という本質を忘れてしまうのではないだろうか。
我々は地球を歩いているのである。
そのことを噛み締めてどれだけの人が日々生きているだろうか。
いま社会に問いたい。
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