以前翻訳した、グレタのメッセージを覚えていますか?
mayonakanoonara.hatenablog.com
グレタの情報は、僕たちの下訳を再構成していただいた記事を見ると詳しくわかるかと思います。
グレタの行動は世界中の若者にも広がり、世界的なムーブメントになってきました。
フランスでも徐々に活動が始まっています。
日本でもニュースになっているとおり、G7ではパリ協定に基づいて取り組みを行うことを推進するようですが、、、
今回は、G7の開かれるメスでのFridays For Futureに焦点をあてた地元新聞があったので、いかに要約したいと思います。
『 22歳ルクセンブルグ人のJILは、政治家が何もしていないのにショックを受けている。』
彼女はFridays For Futureのデモをするために、ドイツの街からやってきた。国をまたいで生活をし3カ国語を話せる彼女は、環境の有事はみんなの問題だと思っている。G7に集まる大臣を目覚めさせるために、ドイツからメスまでやってきたのだ。
土曜日の昼、電車に乗ってメスまでやってきた。1時間以上の道のりで、往復13ユーロかかる。つまり、費用や時間はさほどかからず、デモをすることはそんなに難しくないと言っている。同じ車両に、2時間以上かけてやって来ているドイツ人もいた。ドイツからやってくる人は、だいたいは大学生だが大人も混ざっているとのこと。
彼女は3月15日にあった国際的な若者ストライキのときに、環境についてのデモを始めることを決意した。そのときは3500人が集まり、小さなことでも何かが出来ると言う少女の声を聞いた。だから彼女も、快適な環境をすてて地球のために行動することを決めた。そのときまでJILは快適なルクセンブルグに住み、言語聴覚士の資格を取ろうとしていた。ずっと前からエコロジーに興味があって、水や電気の無駄遣いをしているエコを気にしていない人に厳しく注意をしていた。興味があったため勉強することを変え、ブリュッセルで再生可能エネルギーのエンジニアについての勉強をし始めた。しかし、数学が彼女には合わずあきらめることにした。
しかし、JILは自然のことについての仕事をしたかった。自分の未来を救うための道はそれしかないと思った。今は、ヨーロッパの文化と歴史を大学で勉強している。フランス、ドイツ、ルクセンブルグ、ベルギーと国をまたいで生活している彼女は、TVや政治についてのジャーナリストになりたいと考えている。それは、自然のための法律を告発するためや、新しい法律を提案するためだ。彼女は政治家が何もしていないのに、ショックを受けている。彼たちは産業のことばかり考えているが、地球の声を聞いていないのだ。
土曜日の夜に帰った彼女は、日曜日には地元に帰って友達と街でゴミ拾いをするという。
LE REPUBLICAIN LORRAIN 5月5日の記事より
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16歳のグレタの声を聞き、今の政治に疑問を持つ若者は増えていることが伺えますね。
見えない未来のために、働きかけなければならないと感じる若者が行動を起こし始めています。彼女のいう3月15日に、世界123カ国、約100万人以上の学生が授業を欠席し、大規模なデモを起こしました。
ideasforgood.jp
若者は自ら行動を起こし、自分たちの未来を自分たちで作ろうとしています。持続可能な社会を。。。
このような動きが世界的なムーブメントになっているのは、偶然起きているのではなく、なんらかの原因が世界で重なったからなのではないでしょうか。
今後の動向も気になるところです。