LA BALEINE A CABOSSE
Baleineは鯨・Cabosseはカカオポットの意です。
このチョコレート屋さんを知ってますか?(多分、日本未上陸)マルセイユにある唯一の bean to bar のチョコレート屋さんです。
私たちはマルセイユの街中を探索しているときに、偶然見つけました。雰囲気の良いおしゃれな店内に、こだわりのチョコレートがたくさん並んでいます。
今回は、そんなLA BALEINE A CABOSSEについて紹介したいと思います。
店内の様子
このお店は、わかい夫婦がやっています。お店の中は、どこか暖かい地方を彷彿させるような雰囲気。色鮮やかです。
こじんまりとしたお店は3階に分かれてます、
- 1階 チョコレート販売
- 中2階 チョコレートを製造
- 地下 ショコラショーやスイーツを食べれる
チョコレートの製造過程を見学するすることもできます。
店主の方にいろいろお話を伺ったので、書き出したいと思います。
お店が出来るまで
店主はコロンビアのカカオ豆農家にいき、そこで初めてカカオポットを見たんだそうです。そこでカカオ豆の魅力にとりつかれ、コロンビアに何ヶ月も滞在して勉強し、カカオは地域によって色や形、サイズは異なりそれらの違いについて学びました。その経験をしながら、1つの種類のカカオ豆だけでチョコレートを作ることに面白みを感じたそうです。
コロンビアではアメリカ人のチョコレートを作っている方にも出会い、チョコレートの作り方を学んだんだそうです。
フランスに戻ってから、自分で作ったチョコレートをプロのショコラティエやパティシエに渡して、味を確認・評価をもらい、ショコラトリーを作ることにしたそうです。
夫婦でチョコレートに没頭し、チョコレートを独学で学びながらできたのがLA BALEINE A CABOSSEです。
ホームページから写真が見れます。明るいお店の雰囲気がよくわかるかと思いますので、是非見てみてください。
ちなみに、マルセイユにあるBEAN TO BARはここだけです。
特別なチョコレートをいただきました
ティムットペッパー チョコレート(LA BALEINE A CABOSSE)
みなさんはティムットペッパーをしってますか?チョコレートにすごく合います!→海外で注目のトレンドフード、「ティムットペッパー(Timut Pepper)」とは? | Docca (どっか) | 今すぐ、どっかへ
味は?
苦味と酸味がやさしくひろまります。ちょっと渋みもあって、大人の味でありながら、食べやすさはキープ!!!!チョコ自体はオレンジの香り。
最後にペッパーが花開く。ペッパー自体は辛みはそんなに強くありません。オレンジっぽい香りを引き立てている感じがします。カカオの可能性をペッパーがまた教えてくれました。
アケッソンズのペッパーチョコを初めて食べて感動したときを再び思い出しました。
アケッソンズのペッパーチョコは→http://t-sav.com/shop/products/list.php?category_id=15
カフェで味わう、ここだけのオリジナルカカオティー
焙煎されたカカオの皮とカカオニブ、チョコの欠片がはいったカカオティーです。全てがカカオを材料とした、ティーになっています。それぞれの材料は購入できるものの、これはLA BALEINE A CABOSSEのオリジナルチョコ・配合で出来ている特別なカカオティーです。
実際に飲んでみて、、
非常に面白くて、飲みやすく美味しい!!ちょっと濁りがかったティーからは、鼻を通してカカオの透き通った香り、舌からはチョコレートのほんのりとした甘み・苦みが後から訪れ、なんとなくタブレットチョコの後味のような感覚がやってきます。まさにカカオの魅力を存分に引き出したティーです!
カカオ好きにはたまらない、ティーだと思います。LA BALEINE A CABOSSEにいった際には、是非カフェスペースでゆったりと楽しんでください!
マルセイユに行ったら絶対に生きたいお店
フランス南の街で、特別なチョコレートを食べたいならLA BALEINE A CABOSSEに行くことをオススメします。チョコレートを作っている店員さんが、チョコレートを案内してくれます。今まで出会ったことのないチョコレートに会えるかも知れません。
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